数年前から注目されるようになった仮想通貨。
最近ではテスラモーターのオーナー、イーロンマスク氏が自社の決済手段にビットコインを採用し、仮想通貨の保有量を上げたことで価格が乱高下するというニュースがありました。
「仮想通貨ってビットコインのことでしょ!?」
「イマイチ仮想通貨の仕組みがわからないんだよな・・」
仮想通貨とはどのようなものかいまいちピンと来ていない方向けに、仮想通貨についての基本知識と、仮想通貨で副収入を得る2つの方法を紹介します!
仮想通貨とは
仮想通貨とは、インターネットを介して世界中で使える電子通貨の総称です。
仮想通貨には主に以下の3つの利用価値があります。
【仮想通貨の3つの利用価値】
1.送金手段
2.決済手段
3.投資対象
暗号化技術を活用して高いセキュリティーを実現することで成り立っている電子通貨は、海外では”暗号通貨”と呼ばれています。
日本では一般的に仮想通貨と呼ばれていますが、法的な正式名称は”暗号資産”です。
現在、世界で流通している仮想通貨は数千種類にのりますが、大別すると”ビットコイン”と”アルトコイン”の2つに区分されます。
ビットコイン
ビットコインは、仮想通貨の代表格で一番有名な通貨です。
世界で最初に仮想通貨として取引され、現在最も利用されている仮想通貨、それがビットコインです。
「仮想通貨=ビットコイン」と認識してしまう人も多数いらっしゃいますが、ビットコインはあくまで仮想通貨の1種類なわけですね。
ビットコインの通貨単位と、現在の価値は以下の通りです。
単位 | 価値 |
BTC(ビットコイン) | 4百万円 |
Satoshi(サトシ) | 0.04円 |
※21年6月時点の価値
BTCとSatoshiの関係は、円と銭の関係と同じですね。
1BTC=1億Satoshiとなります。
仮想通貨は”仮想通貨取引所”で円やドルなど現物通貨と交換することで入手できます。
取引所で交換できる最小単位は0.001BTCとなっていることが多く、4千円程度から購入できます。
アルトコイン
アルトコインとは、”ビットコイン以外の仮想通貨”のことです。
「その他のコイン=Alternative Coin 」に由来しています。
ビットコインの存在が大きすぎて、 ”ビットコインかそれ以外か” という区分になっているわけです。
アルトコインには数千種類もの仮想通貨があり、中でも”イーサリアム”や”ネム”はビットコインに次いで有名な仮想通貨です。
仮想通貨で副収入を得る2つの方法
この記事では仮想通貨を使って副収入を得る2つの方法を紹介します。
投資対象として売買差益を得る
仮想通貨で収入を得る一つ目の方法は、”仮想通貨を投資対象として売買差益を得る”ことです
仮想通貨は、円やドルなどの国際通貨と交換することができます。
交換価格(価値)は、為替や株と同じように需要と供給が一致する値になるため、常に変動しています。
”仮想通貨が安い時に買って高い時に売る”ことで差益が生まれるため、これが収益となるわけです。
【為替差益が生まれる例】
購入時:1BTC=4,000,000円
売却時:1BTC=4,200,000円
売買差益:200,000万円
実際ビットコインの価格は短い期間で何倍にも膨れ上がっており、その時にビットコインを購入していた人は”億り人”になった方もいらっしゃるでしょう。
株や為替と同様に、仮想通貨で資産形成にチャレンジするのもありですね!
※資産運用の重要性については以下の記事で解説しています。
”マイニング”で報酬を得る
仮想通貨で副収入を得る二つ目の方法は、”マイニングで報酬を得る”ことです。
マイニングとは、”仮想通貨取引に不正がないか検証する作業”のことで、「mining=採掘」に由来しています。
仮想通貨は、”ブロックチェーン”と呼ばれる分散型ネットワークの仕組みによって通貨として成り立っており、通貨として不正がないかを第三者が検証することで発行が認められます。
日銀がお札を刷るのと同様に、仮想通貨は検証=マイニングによって世に出回るイメージです。
マイニングにはコンピューターによる膨大な計算が必要となるため、その作業の対価として報酬が支払われます。
これがマイニングで副収入が得られる仕組みです。
仮想通貨が話題になり始めたころ、マイニングにもブームが来ました。
しかし、ハイスペックコンピューターを持つ多くの企業も参入したことで、個人で稼ぐことが難しくなってしまったようです。
マイニングで稼げる仕組みはありますが、個人で安定的に報酬を得るのは現実的に難しいかもしれません。
まとめ
今回の記事では、仮想通貨についての基本知識と、仮想通貨で副収入を得る2つの方法を紹介しました。
私は、資産形成の一つの手段として仮想通貨に投資してみようと思います!