仮想通貨取引所と販売所の違い メリット・デメリットを解説!

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仮想通貨取引所と販売所の違い、メリット・デメリットを解説!

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「仮想通貨取引所と販売所って何が違うの?」

「取引所と販売所はどっちの方が良いの?」

仮想通貨の”取引所”と”販売所”の違いやメリット・デメリットを知りたい方へ!

この記事では、取引所と販売所の違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説します!

この記事でわかること

1.取引所と販売所の違い

2.取引所・販売所のメリット・デメリット

取引所と販売所の違い

仮想通貨の売買ができる市場を、”取引所”と呼びます。

仮想通貨取引所は、取引形態によって狭義の”取引所””販売所”に区分されます。

取引所と販売所の大きな違いは以下の2点です。

取引所と販売所の違い

1.取引する相手が違う

2.手数料が違う


取引所の中には、狭義の取引所と販売所の両方を持つ業者もあります。

仮想通貨取引をする上では、取引所と販売所の違いをよく理解しておくことも重要です。

取引する相手が違う

1.取引所の取引形態
取引所は、仮想通貨を買いたい人と売りたい人を繋げて売買を成立させてくれる機能を担っています。

取引相手はあくまで、ユーザー同士となります。

【取引所イメージ】

2.販売所の取引形態
一方で販売所は、業者がユーザーから仮想通貨を買ったり、ユーザーに売ったりする機能を担っています。

ユーザーから見た取引相手は業者(販売所)になります。

【販売所イメージ】

手数料が違う

1.取引所の手数料
取引所では、売買数量や売買価格に対する率によって手数料が算出されます。

【取引所の手数料】
売りたい人と買いたい人の希望する価格:4,000,000円
取引数量:0.001BTC
購入価格:4,000円
手数料率:1%
手数料額:40円
必要資金:4,040円

この手数料が、ユーザーのコスト=取引所の利益になるわけですね!

2.販売所の手数料
一方で販売所では、売買価格を販売所が設定しており、売値と買値に”スプレッド”と呼ばれる差額を設けています。

買値の方が売値よりも若干高くなっており、このスプレッドが実質的なユーザーのコスト=取引所の利益になっています。

【販売所の手数料】
売値:3,800,000円
買値:4,000,000円
スプレッド:200,000円
取引数量:0.001BTC
購入価格:4,000円
売却価格:3,800円

→売り買いを同時に行うと200円の損失=実質的なユーザーコストとなります。

※スプレッドについては以下の記事で詳しく説明しています!
「【FX用語】FXの基本用語を解説!-レバレッジ、スプレッド、スワップポイント、証拠金維持率、ロスカットとは-」

取引所・販売所のメリット・デメリット

取引所・販売所のメリット・デメリットは以下のとおりです。

【取引所・販売所のメリット・デメリット】

  メリット デメリット
取引所 手数料が安い タイミングよく売買できない可能性がある
販売所 タイミングよく売買できる可能性が高い 手数料がやや高い

手数料については一般的に取引所の方が安い傾向にあります。
そのため手数料を少しでも安く抑えたい方には取引所が向いているでしょう。

ただし取引所での売買では、買いたい時に売ってくれる人がいなければ売買は成立しないため、タイミングよく取引できない可能性があります。

販売所では業者がスプレッド(=実質的手数料)を設定するため、取引所に比べてコストが高くなる傾向があります。

しかし、販売所では買いたい時に買えない状況にはなりにくく、タイムリーな取引や大量注文を重視する方に向いています。

まとめ

取引所・販売所の違いとそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみましょう!

取引所と販売所の違い

1.取引する相手が違う

2.手数料が違う

取引所のメリット・デメリット

〇 コストが安い

✕ タイミングよく成約しない可能性あり

販売所のメリット・デメリット

〇 タイムリーに取引しやすい

✕ コストが高い

投資初心者には、販売所の方がわかりやすいのでおすすめです。

株などの投資経験がある方であれば、取引所・販売所どちらでも問題ないと思います。

両方の機能を持つ業者もあるので、どちらか選べないという方はそういった業者の口座を開設するのも良いアイディアです!

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